捨てる勇気⑳ 本の鮮度
ネット買取で漫画を63冊程処分しようと思いましたが、サイトが多すぎて比較検討しにくいので下記の価格比較サイトを使い、それぞれの買取り価格を検討しました。
買取価格比較表が最短で検索出来るサイトです。
モノレート
ここで重要なのはリアル店舗、ネット買取、共に最低買取価格です。最低価格により、どこのサイトどの店舗で買取をお願するかを決定します。
ネット買取で有名なサイトはいくつか有りますが、ここでは数種類のサイトから自身の買取プランに合ったモノを選びます。ここで気になるのが古本などの買取価格を決定している要因です。
古本や新書、ゲーム・DVDなどの買取価格を決定している要因
①そのモノの販売価格
②そのモノ自体の需要と供給
③モノの保存状態(商品の特殊要因)
④そのモノ自体の買取から販売までに掛かる経費(経費と利益)
以上の4点が考えられます。
買取価格の計算式
販売価格 × 売れやすさ × 費用 - 状態 = 買取価格
単純にモノ(商品)の在庫回転率(%)にリアル店舗、ネット店舗等の運営費用を乗じた数値から、運営店舗で設けているモノの保存状態ランクを差し引いたものが買取価格になることになります。
今流行りのモノで在庫回転率が高く保存状態が良好であれば高価買取に、反対に流行りモノではなく在庫回転率が低くければ、本の保存状態がいくら良好でも低価買取になる事がわかります。
在庫回転率(%)
在庫回転率(%)とは在庫となっている商品(棚卸資産)の金額に販売された商品の原価金額の比較により、在庫商品が何回転したかを示す指標です。計算式は以下のようになっています。
在庫回転率の数値が大きいと商品の店内滞留時間が短く、逆に数値が小さいほど店内滞留時間が長く、不良在庫として商品の在庫リスクとなります。しかし、在庫回転率が高いと機会損失(チャンスロス)の機会も高くなりどちらが一概に良いかはそれぞれの適正在庫に合わせる形となります。
本の保存状態の指標
本にもその時々で旬の時期(鮮度)があることから、新書や有名な漫画などは読んだら早急に買取に回すのが賢いやり方ですね。これでコレクターアイテムでない限りは不必要に所持し続けることにそれほど意味が無い事がわかりました。
ここで1つ疑問に思う事があり、以前bookoffに買取をしてもらった際に買取値段の付かない商品がありました。
上のサイトからbookoff自体も買取目的であれば商品を新書で購入後に早急に買取に回す事を推奨していますね。中古販売業のビジネスプランを考えると当たり前なことですが、部屋の整理整頓というきっかけが無ければ気付きもしませんでした。
Amazonの参入
さて、中古本買取ビジネスにAmazonも参入したみたいです。
これからはリアル店舗での買取かネット店舗での買取か利用者には選択肢が広がりますが、業者側では熾烈な攻防戦が繰り広げられますね。
bookoffは直営店とFC加盟店に分かれており合計すると全国に942店舗(2015年4月1日現在)あります。1県につき20店舗出店している強みを生かしてAmazonの進撃を食い止められるか、これから気に成りますね。