捨てる勇気⑯ 読書の作法
読書の作法
捨てる本と売る本の選別が思うように進まなくなったので、この際だから読書ノートを本格的に作製する事にしました。
読書ノートを作る目的はそれぞれでしょうが、作製する前にせっかくなので色々調べてみました。
読書の手順
①読書ノートを作製する目的
②ノートの種類
③作製した読書ノートへの記入・使い方
④本からの情報を記録する方法
⑤作製・記録したノートを見返す頻度
⑥続けるコツ
⑦その他のポイント
以上7種類の項目について調べてみました。
①読書ノートを作製する目的
- 読書によりimputした情報を整理してoutputする。
- 心に残ったフレーズを残すため。
- 自分の考えを紙に書き残すため。(数行程度から長文に至るまで)
- 読書という行為に作業の意味を持たせるため
- 自分の所持している情報を纏めるため(情報の取捨選択を明確にする)
- ビジネス書などの自己啓発目的の使用
- 読書習慣を続けるため(読書意欲を高めるなど)
- 読書自体の時間の浪費を避けるため(読み捨ての防止をする)
②ノートの種類
- 紙ベース
- ルーズリーフ形式のノート
- 方眼紙形式のノート
- 基本的な書き込み形式が予め用意されているノート
- 無地ノート
- 情報ベース
③作製した読書ノートへの記入・使い方
- 本の題名・著者名・その他データ(定価・購入店舗・読書開始・終了日)の記入
- 書き込み可能な大きめの付箋(ポストイットなど)を後から張り付ける
- MindMap形式で記入する
- 図表、イラストなどを記入する
- 再読毎に本の要約を繰り返し記録
- 専門書などの自己解説集として使用する
- 定期的な各種読了本にコメントを追加する
④本からの情報を記録する方法
- 読書の過程で本にマーカーを引く
- 重要ページに付箋(ポストイットなど)を貼る
- 読書中にその都度メモをとる
- メールでPCに内容を転送する
- Googleドライブを使用する
- 画像データとして記録する
- 手帳のメモ欄に記入する
- Excelを使用して独自に一覧表を作る
⑤作製・記録したノートを見返す頻度
- 毎日
- 15日後
- 1ヶ月後
- 3ヶ月後
- 6か月後
- 1年後
- 数年後
- そもそもしない
⑥続けるコツ
- 日常生活の中で読書ノートを読み返すシチュエーションを決めておく
- 定期的に読み返す予定をスケジュールに組み込んでおく
- 読書ノート自体面倒な作業なので最初の記入はひとことにする
- 読書ノートを見返す癖をつける
- Sinple is best.な記入を心掛ける
⑦その他のポイント
- 必要以上に体系的な読書ノートを作製しない
- 断片的な記録を繰り返し、後に必要に応じて体系化する
- 読書ノートについて余り深く考えない、勢い・成り行きに身を任せる
- 落書き気分で好きな事を適当に書く
- Android・Iphoneアプリなどの記録・記入補助アプリを使用する
- 読書ノートのフォーマットに拘り過ぎない
- 読書ノート自体を目的化しない
読書ノートについて多種多様な独自の意見を詳しく述べているBlog・サイトが多々あり、それぞれ思い入れのあるやり方が数多くあったので、ここでは敢えて箇条書きで紹介することにしました。
結局のところ、読書ノートは人それぞれ自分に合ったやり方で楽しく作製出来ればそれに越したことはなく、製作者がどの方法を選びとるかだと思います。あまり親切ではないですが、ここでは不必要な説明文は省くことにしました。
作製するよりも読書ノートを取り続ける事の方が数倍難しく、Blog同様に習慣化出来なければ作製する意味もないのでハードルは低めに設定した方が無難ですね。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
参考にさせていただいたサイトです。
WorkFlowyで、Kindle本の「読書ノート」を作る
単純作業に心をこめてさんはクラウドのメモツール『WorkFlowy』を使用した読書ノートの作り方を説明してくれています。これは読書ノートに一工夫加えたいという方にお勧めです。
最後に、私のお勧めの習慣化に関する方法論を紹介している本です。
上で紹介した本によると、何かの習慣を始めてそれを継続しようとするとセグメント別にそれぞれ以下の3種類の期間がかかるそうです。
行動習慣(1か月)
①日記、片付け、節約、etc
身体習慣(3か月)
②ダイエット、早起き、運動、禁煙、etc
思考習慣(6か月)
③論理的思考力、発想力、ポジティブ思考、etc
思考習慣などは情報として不正確ではありますが、行動習慣、身体習慣は言われてみれば確かになと思います。