捨てる勇気⑩ GIVEBOX
Photo by Mujikanen.
GIVEBOXについてFacebookから引用
「誰でも匿名で服や玩具などを別の人にプレゼントとして与える事ができる。」
ルール
①誰もが与え、そして受け取る事が出来る。
②与えたモノは2週間限定で限られたスペースに置く事が出来るが、GIVEBOX自体がゴミ箱代わりになってはならないので、2週間後に受け取り手が現れない場合は引き取らなければならない。
③再販目的でGIVEBOXからモノを受け取らないでください。与えた人からの善意を尊重願います。
④受け取り手のために、あなたが受け取って貰える感謝を伝えるためにguest bookを利用してください。
GIVEBOXが誕生した背景(理由)
①私達が所有しているモノでまだ使用できるが捨てるには勿体無いモノが余りにも多いです。
②Ebay(インターネットオークション)は手続きが長く複雑で、フリーマーケットは必ずしも必要な時に近くでは開かれない現状がある。服の寄付は結果的に寄付先でどうなるか分からず、またリサイクルするにはエネルギーが必要です。GIVEBOXの範囲は小さいですが、広く色んなものに活動の輪を広げる事ができます。
③このコンセプトの先には資源の持続可能性があり、それはご近所の助け合いをもって、必要無くなったモノを必要な人の手へ届けることで始められます。それは昔ながらの消費行動から新しい消費行動へ向かわせるためです。
HELP&JOIN
①GIVEBOXは私からあなたへ(あなたから私へ)。
②この活動には特定の団体、オペレーター、所有者、責任者、寄付口座を必要としません。
③あなたがGIVEBOXで得たモノをguest bookに書いてください!。
④GIVEBOXで出会った人(持ち込み主、引き取り主)のことをguest bookを通じて教えてください!。その助け合いの輪があなたの町に新しいGIVEBOXを作るきっかけになります。
⑤GIVEBOXを訪れた際に整理整頓されていなかったら出来たら片付けてね。それを維持して欲しいです。
私は英語に不慣れなため翻訳サイトを利用して翻訳してみましたが、日本語に文章化するに当たり不備があるかもしれません。もしこれを見て気になった方は直接FacebookのGIVEBOXで確認願います。
こちらはサンフランシスコ(SF)のGIVEBOX
昔まだ小学生だったころ、体育で使う体操着を使用しなくなったご近所のお兄さんがいるご家庭から母が頂いていました。このGIVEBOXに似た仕組みは地域差はあるかもしれませんが日本でも昔から行われていた事なんですよね。田舎なのでフリーマーケットとかも近くで開かれていない事が多いですし、ネットオークションも都合よく出品したものが売れるとも限りません。また、寄付した服が必ずしも必要とされるかもわかりません。このGIVEBOXシステムは試みとしてはそこが新しいと思います。寄付したモノが2週間後に引き取られなければ、自身で再び引き取らなければならないって、購入時の目利きとかセンスを地味に試されていますよね。そこがちょっと面白いなと思いました。